職業訓練校を退校処分になった人のブログ

非正規の仕事をやめて失業保険をもらいながらプログラマーを目指し職業訓練に通う人のブログです。2020年1月10日、職業訓練を退校処分になりました。

職業訓練に2年間も通うの!?

初めましてこんにちは、チルダ(~)と申します。

 

今回は、私が受講している2年課程の職業訓練について少し書きたいと思います。

訓練開始当初に受けとった受講指示書をみると、

正確には普通職業訓練短期課程というようです。

 

私はプログラマーを目指してIT関連の職業訓練に通っていますが、

今回のテーマは職種にかかわらず、2年間の(長めの)職業訓練全般についてです。


職業訓練」というワードはご存じの方が多いと思いますが、

 

多くの方は職業訓練と聞くと、3か月~4か月、

長くても半年ほど訓練に通うといったものを想像されると思います。


私も、職業訓練に通うことが決まったとき「2年間通う」という話を周りに話すと

「そんなに長く通うの!」といった反応をする方が少なくなかったです。


このような長い期間の職業訓練があまり知られていない理由は

↓のようなものがあると思います。

  • 募集している期間が限られている

  • それゆえ(2年課程の職業訓練に)通う人が少ない

 

募集している期間が限られていることについてですが、、、

この手の職業訓練専門学校などの「学校」で行われます。

高校を卒業したての若い学生さん達と一緒に勉強することになります。

専門学校などは通常、高校の卒業式の翌月の4月に入学しますよね。

 

4月の入校にあわせて2月から3月くらいの時期に募集をかけているので、

退職時期や、失業保険の残り日数などのタイミングが合わないと

失業保険をもらいながらこのような2年間の職業訓練に通うのは

むずかしいかもしれません。

 

 

ところで、2年課程の職業訓練ではどのような資格を目指せて

どのような職種で再就職できるのでしょうか?

 

石川県を例にとって2019年4月に開講した2年課程の職業訓練を調べてみました。

以下に主なもの(全てではないですが。。。)を箇条書きにしてみます。

 

 

  • 製菓学科(製菓衛生士など)
  • 介護福祉学科(介護福祉士
  • こども福祉学科(保育士、幼稚園教諭2種)
  • 美容学科(美容師)
  • 情報処理学科(応用情報技術者など)
  • 総合ビジネス学科(総合旅行業務取扱管理者など)

かっこの中は、目指すことのできる主な資格です。

 

けっこう、いろいろな学科がありますね。

このような勉強をして資格を取りたかったけど

様々な事情で別の道に進んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

一度社会人を経験した方なら、失業給付を延長して受給しながら

このような職業訓練に通って手に職をつけ、再就職できるチャンスもあります。

(高校新卒者の方は対象にならないので普通に専門学校に入学する必要があります)

 

職業訓練生の場合授業料は無料となっていますが

テキスト代や諸経費などの自己負担額があります。

私が通っている職業訓練では2年間で150,000円ほどの自己負担額がありました。

調べたところ、中には450,000円を超える自己負担額がある訓練もありますし、

やはり3か月くらいの職業訓練と比べると自己負担額は大きくなるようです。

 

とはいえ、一般的に専門学校に入学するとなると

入学金などの他に授業料が年間100万円くらいかかりますよね。

それを考えると失業保険の延長給付(または職業訓練受講給付金)をもらいながら

学校に通えるのはメリットだと思います。

 

ここで、2年課程の職業訓練に通うメリットとデメリットを、

受講している者の目線でお伝えしたいと思います。

 

メリット

  • 学費をかけずに学校に通い、資格取得や再就職につなげられる
  • 失業保険の延長給付等、お金をもらいながら勉強できる
  • 新卒の枠で就職活動ができる

デメリット

  • 訓練生を募集している時期が限られている
  • 3か月くらいの職業訓練に比べて自己負担額が高め

 

あと、気にされる方もいるかもしれないのが

高校を卒業したばかりの学生さんと机を並べて一緒に勉強するという環境です。

あくまで私の学校の場合ですが、

若い学生さんたちも割と分け隔てなく接してくれています(ありがたいです、、)

私も若い方と一緒にご飯を食べに行くことがありますし、

人によっては一緒に飲みに行くこともあるそうです。

他の学校ではどのような感じかわかりませんが、

私の環境はいい感じなので周りに感謝しています。

 

昼食などの休憩は、私は同じ職業訓練生の方と一緒に過ごしている感じです。

でも若い学生さんとも普通にお話しします(勉強のことを聞いたりもします)

 

今回の記事はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。